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楽しい子供たち

昨日の最後の患者さんはKさんのお子さんでした。 Kさん自身もかよ歯科クリニックに通院中ですが、お子さんも以前かかられたことがあり、昨日は定期検診でお越しいただきました。 とても個性がはっきりしている3人兄弟で、久しぶりに会えてうれしかったです。 1番下のお子さんは、誰に抱っこされてもニコニコしています。 昨日は、待合のソファーから転げ落ちましたが、見事な転がりっぷりながらもニコニコ(^_^) 真ん中の女の子はとってもしっかり者らしく、前回はちょっと涙ぐんでたけど弟の前ではお姉ちゃんの姿を見せてました。 そして小学生のお兄ちゃん、彼が一番個性が光ってます★ ノートに何かを書き込んでいるので「何書いてるの?」と聞いたら、お母さんが「交差点の名前を書いてるんですよ~」とおっしゃれれました。 またある時は、診療中にかみ合わせの確認をしようとしたら「咬合紙だ!」と言うので、「なんで知ってるの~(@o@)」と驚かされ… ※咬合紙とは、かみ合わせの確認に使う色のついた薄紙 彼は「本で読んだ」と言ってました。 どんな本だ?!と思ってましたが、昨日持ってきてくれました。 本の表紙 その咬合紙の載っている歯医者さんのページ 本の中身 おお~これはスゴイ!!とスタッフ一同感心)^o^( 個性の光るKさんご兄弟に、それを明るく照らす太陽のようなお母さんがとても素敵です。 かよ歯科クリニックでも、同じものを購入して待合室に置こうかと思いますので、是非みなさんも見てくださいね♪

肝臓に対する歯周病菌の影響

こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。 先日(2月23日)の中日新聞で気になる記事が載っていました。 3面の見出しに『歯周病治療で肝機能が改善』と書いてありました。 以前ブログでも歯周病菌は、全身に影響を与えるお話をしました。 心臓病にかかるリスクが高かったり、糖尿病が悪化したり、妊娠中では早産になるリスクも高くなる等々。 今回のこの記事の中で、非アルコール性脂肪肝炎患者(NASH)の歯周病保有率は、健康な人と比べて約3.9倍とありました。 肥満状態のマウスに歯周病菌を投与すると、3か月後に肝臓が平均1.5倍に肥大化し、肝炎が悪化したそうです。 この肝炎が悪化すると、肝硬変や肝臓がんを引き起こすと言われています。 歯周病のNASH患者10人に歯石を除去したり、抗生物質で歯ぐきの炎症を抑えたりして治療を行った結果、3か月後には平均すると肝機能の数値がほぼ正常になったと報告されています。 恐るべし歯周病菌(>_<) 全身の健康を保つためにも、歯周病治療(歯石除去+毎日の歯みがき)をしましょう! ********************************************* 非アルコール性脂肪性肝炎(Non-alcoholic steatohepatitis; NASH)とは、肝臓に脂肪が蓄積することで起こる肝炎。生活習慣病の一つで、非常に注目されている肝臓の病気です。最近、日本人の間で肥満が増加しており、健康診断などで肥満と軽度の肝機能障害を伴い、超音波検査で脂肪肝を指摘される人が増えています。メタボリックシンドロームの増加により、NASHへの注目も高まっています。

医歯薬連携事業その5~これからの事業展開

医歯薬連携事業の口腔管理医療連携モデル事業研修会が昨日の日曜日に愛知県がんセンターにて開催され修了しました。 これまでの内容は、がん闘病中のあなたへ手術と口腔管理お薬手帳健診と検診の違いでお話させていただきました。 それで実際何をする事業なの?と思われたかと思います。 この事業は、主にがん患者の治療が円滑に行われるために、口腔機能管理の観点から治療に係る有害事象等の緩和を医療従事者が連携して行うことを目的としています。 一言で言えば、医科・歯科・薬科連携の下、がん患者さんのQOL(Quality Of Life=生活の質)を上げよう!ということです。 今回、研修受講が全日修了し、修了証書もいただきました。 修了証書 今後、研修受講者の名簿を作成し、医歯薬の連携を強化すべく利用されていくことになるそうです。 例えば、受講修了者のクリニックなどで愛知県がんセンターの治療中または治療前の患者さんが口腔管理を依頼しやすいようにしていく等が挙げられます。 愛知県がんセンターでは平成16年から21年度の約5年間で患者数が500人弱から3500人強と約7倍と増加しているそうです。 そのため歯科の治療やケアの対象者は、入院患者のみとなっています。 本来口腔ケア必要な外来の患者さんでも、そこまで手が回らないというのが現状のようです。 そのため、一般の開業している歯科医でも知識を得て、ご自宅のお近くで口腔ケアをしていくことをおススメすることになっていくかと思われます。 皆さんにも、そのような状況でもご利用いただけることをご理解いただければと思います。