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歯を接触させるクセ

先日テレビ番組で『TCH』というのが話題になっていました。 TCHは、慢性的な肩こりやあごの付け根が痛くなる顎関節症の原因というお話でした。 この手の健康情報番組は毎回、大げさな演出で「あの時ちゃんと病院に行き、治療すれば助かったのに」みたいな最悪なパターンの再現ドラマが多く、正直辟易しますが…(~_~;) 名医といわれる大学の先生が解説されるには… 歯ぎしりや食いしばるとも違い、無意識に上下の歯が軽く触れている程度の状態が『TCH(Tooth Contacting Habit)』直訳すると「歯を接触させるクセ」。 通常、口を閉じている時は上と下の歯は離れているのが普通です。 軽く触れている状態でいると、あごの付け根の顎関節に長時間負担をかけ、かむ時に使う咬筋が緊張状態に陥り疲弊してしまいます。 その咬筋が疲弊することにより、その近くにある首回り・肩周辺の筋肉を強張らせ、結果→肩こりになるわけです。 この状態は、パソコンなどで集中して仕事をしていたりするとなりやすい、とのことでした。 名医いわく「歯ぎしりや食いしばりとも違う」そうですが、かよ歯科クリニックで配布している『歯ぎしり・噛みしめ』もほぼ同様の内容になり、同じ治療法の記載もあります。 ご関心のある方は是非ご覧いただければと思います。