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医歯薬連携事業その3~お薬手帳

インフルエンザが猛威を振るっています。 小学校などでは、学級閉鎖や学年閉鎖をしているところが多いようですね。 そんな時、病院に行くとお薬が処方されますが、最近は院外処方が多くなりました。 院外処方では、複数の医療機関を受診して、お薬を飲まれている方とってプロ(薬剤師)が飲み合わせに問題がないか考えていただけて安心です。 そのような薬局で『お薬手帳』の利用を薦められることがあるかと思います。 お薬手帳で患者さんの薬歴をみて、重複投与や相互作用を未然に防ぐことができます。 複数の病院にかかって色々な薬を処方されていたり、ご自分で市販薬を買って飲んでいる場合、薬の飲み合わせによっては効果が強く出過ぎたり、逆に効果が弱まってしまうことがあります。 また、副作用が出た場合、簡単にどのお薬で反応が起きたのか確認できます。 合わないお薬(アレルギー)の確認も同様です。 さらに栄養補助食品・サプリメントの中にも出血しやすいものがあるので、それらもお薬手帳に記入しておくといいでしょう。 例えば、アロエ・イチョウ葉エキス・ガーリック・ジンジャー・魚油・朝鮮人参などが挙げられます。(※通常の食事で取る分では問題ありません) このお薬手帳は緊急時にも役立ちます。 先の東日本大震災の際、特別措置により処方箋がなくてもお薬をもらうことができたそうです。 お薬手帳でこれまでの薬歴が一目でわかり、スムーズに薬の提供が行えました。 毎日欠かさず飲むお薬のある方には、お薬がなくなることは生死を分けることになりかねません。 かよ歯科クリニックでは前もって普段飲まれているお薬をうかがいますが、その時もお薬手帳を持参していただけると助かります。