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放置しちゃダメ(>_<)

こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。 前回のブログのなかで「新規の患者さんが増えています(#^.^#)」とお話ししました。 開業当初は、およそ9割が大塚の方々で、待合室では「あら~久しぶりね~」という会話をよく耳にしました。 最近は三谷や御津など近郊の方から、豊橋市や西尾市・岡崎市といったかよ歯科クリニックからは少し距離のあるところからも来院いただきます。 (どうやって当クリニックを知ったんだろう?)と疑問に思いますが… また患者さんからは「ラグーナ(蒲郡)でここがいいって聞いたの」、「○○整形(市内の病院)の待合室で(待っている間の患者さん同士の談話で)ここがいいと聞いたから」と口コミで来院されることも増えてきました。 ここ最近、巷ではインターネット上での口コミサイトの裏操作が話題になっていますが(勇気ある歯医者さんが告発しましたが、実際当院でも似たような電話がかかってくることがあります)、それとは違いこの真の口コミはとてもうれしいです。 『虫歯』『歯周病』『親知らず』『ホワイトニング』などなど、みなさん受診される主訴(原因)はそれぞれ異なりますが、なかでも気になるのが他院などで治療していた途中で放置して、その後悪化して当クリニックを受診される方をちらほらお見受けします。 痛みが治まったから行くのを止めたのか、忙しくて行けなくなったのか、その歯科医院に不満があるのか、理由は様々だと思われます。 しかし、そのように治療途中で放置した場合、残念ながら歯そのものが使えず抜歯することになることもあります。 特に歯の根っこの治療中で放置するのは×です! 治療ができる状態だったとしても、治療回数は増えるし治療費も増え、いいことは全くありません。 そのように治療の途中で来院をやめないように、最後までがんばって通院くださいね。 当クリニックでは治療途中で来られなくなった場合、基本的にこちらからご連絡はいたしません。 また治療を中断したい場合は、お気軽に申し出ていただければと思います。 患者さんが「行ってよかった」と思っていただけるよう、これからもがんばります!(^^)!

注意!インフルエンザ

みなさん、風邪などひいてませんか? ここ最近「インフルエンザで…」とキャンセルされる方が増えてきました。 ニュースでも話題になってますよね。 今は、香港A型が流行しているようです。 厚生労働省の発表によると… ===================================== 「インフルエンザの患者数が急増」 (厚生労働省) =====================================  厚生労働省によると、インフルエンザの1月9日から15日までの1医療機関当た りの報告数は7.33人となり、前週の3.76人の2倍近い値となっており、手洗い、 咳エチケット、予防接種といった予防対策の徹底を呼びかけている。  年齢別にみると5~9歳が約8万人(20.0%)と最も多く、続いて0~4歳が約6万人 (15.0%)、30代約5万人(12.5%)、10~14歳、20代、40代がそれぞれ約4万人 (10.0%)の順となっている。  都道府県別での1医療機関当たりの報告数は岐阜県23.82人、愛知県22.63人、 三重県21.92人、高知県19.52人、福井県16.38人、香川県15.86人、 愛媛県15.00人、岡山県13.71人の順となっており、全ての都道府県で前週報告数 よりも増加がみられている。 ********************************* 愛知県は特に流行しているようですね(~_~;) 帰宅後の手洗いやうがい、室内の換気を心がけましょう!

医歯薬連携事業その2~手術と口腔管理

前回は、がん患者の方々は治療の副作用で口腔内のトラブルを抱えやすいというお話をしました。 そして最後に米国心臓協会学術集会にて“歯石除去で血管イベントのリスクが低下”との発表があったとお伝えしました。 血管イベントって何?と思われますよね…血管での出来事(トラブル)、この場合は心臓の血管において、主に『心筋梗塞』のことを指します。 心筋梗塞で亡くなった方の心臓から、本来あるはずのない歯周病菌が発見されたそうです。 お口の中をきれいにすれば、心筋梗塞のリスクが減るということだそうです。 以前こちらのブログでも「プラーク(歯垢)1mgに1億個の細菌がいますよとお話しました。 実はこれ、便と同じなんです(@_@;) ちょっと恐ろしいですよね… 手術を全身麻酔でうける際、人工呼吸器との接続のために気管にチューブを挿入します。 そのほとんどが口から挿管することになります。 ということは…チューブを介して口の中の細菌が気管支に入り込むことになります。 それが人工呼吸関連肺炎(VAP)の原因となります。 人工呼吸関連肺炎(VAP=Ventilator – Associated Pneumonia)は、人工呼吸管理開始前には肺炎がなく、気管挿管による人工呼吸開始48時間以降に発症する肺炎のことで、これは手術の合併症の1つです。 そのことを防ぐためにも、口腔管理は重要となります。 また手術だけでなく、誤嚥性肺炎(細菌が唾液や胃液等と共に肺に流れ込んで生じる肺炎 )を繰り返し、治療してもなかなか改善することのなかった高齢者の方が、口腔のクリーニングによって改善したというお話も伺いました。 まだまだ口腔管理医療連携モデル事業研修会でのお話をしていきます。 次回は、『お薬手帳』についてお話ししますね。