Archives
ときどき「親知らずを抜いた方がいいですか?」と患者さんから質問を受けます。
その場合、その患者さんのお口の状況や親知らずの生え方によって、抜歯か現状維持をお答えします。
最近の日本人はあごが小さく、親知らずがまっすぐ生えずに斜めに生えたり、一部歯肉に埋もれていたりしている方が増えています。
また、なかには親知らずそのものがない方や全て埋もれた状態の方もいらっしゃいます。
親知らずは一番奥に生えている歯なので、歯ブラシも届きにくく食べかすがつまり炎症が起きやすいので、ブラッシングの指導を受けてきれいに磨けるようになるといいですね。
きちんと生えている方にとっては決して悪いものじゃないので、親知らずを可愛がってください(^_^;)
ただ、まっすぐ生えていないトラブルの多い親知らずは、抜歯をおススメします。
以前年配の方から、親知らずの抜歯で麻痺が残ったという話を聞いたことがあります。
そのように親知らずの抜歯には、トラブルを抱えることをこれまで見聞きしてきました。
年齢と共に全身状態が衰え、糖尿病・高血圧などの症状があると、抜歯後の治りも遅くなります。
状態が悪い親知らずの場合、若く元気なうちに抜歯した方がいいでしょう。
歯科口腔外科を謳っている自分としては「親知らずの抜歯」は楽しみな治療の一つです。
親知らずの抜歯となると、市民病院でしかできない!でも平日は仕事だ(-_-;)休んで行くのは気が引けるorめんどくさい…なんてお思いの方がいらっしゃるかもしれませんが、そんな時は土曜日もやってる当院かよ歯科クリニックをご利用ください。
※ただし状況によっては大きな病院で抜歯されることをおすすめすることもあります。
先日、診療中に「外が何か騒がしいなあ…あれ?パトカーが来た」という状況がありました。
あとでわかったのはご近所でドロボーに入られたそうで、また今日の新聞の地元欄にも記載があり、こんな穏やかな大塚町でもそんな事件があるんだな…と思いました。
でも犯人もすぐ捕まり、特に怪我をされた方もいないようで、不幸中の幸いでした。
年末が近くなると強盗事件などが増えるといわれてるので、かよ歯科クリニックも気を付けなければと思いました。
一応セキュリティー会社と契約し、そのような事態になればすぐに通報できるシステムがあります。
でもいざその場になると、普段できることもできなくなることが多いでしょう。
早急にスタッフを含めて緊急事態の対応を話し合いたいと思います。
みなさんもお気をつけてくださいね。
こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
みなさん『思春期性歯肉炎』という言葉を聞いたことがありますか?
意外かもしれませんが、10代の若者は歯肉炎になっている方が目立ちます。
思春期は、身体が大きく変化する時期です。
男の子は声変りをし、女の子は初潮を迎えます。
そんな時期に思春期性歯肉炎になりやすいと言われており、ホルモンの分泌のバランスが崩れることが、主な原因です。
(ちなみに、閉経を迎える更年期もホルモンバランスの影響で、歯周病が悪化しやすいともいえます。)
しかし思春期のこの時期は、親御さんも小さな子供相手のように「歯みがきした?」なんて、お子さんに声をかけることほとんどないでしょう。
また、外見は気にしても、お口の中まで気にしている子も少ないように思います。
そんな思春期性歯肉炎は、歯みがきで予防・改善できます。
歯科の定期検診受診率も小学生と比べ、中高生は減っています。
中高生諸君!歯みがきの時に血が出たりしてませんか?
一度自分のお口を鏡で見てください。
歯肉がブヨブヨしてたり、腫れたりしていないかな?
中高生のお子さんを持つ親御さん!歯肉炎や虫歯が悪化する前にお子さんに受診するようおススメください。
たまには大きくなったお子さんのお口の中を覗いて見てくださいね。
「うるさいなあ~」なんて言われても、お子さんの口内環境を支えてくださいね♪