予防
みなさん、よく『8020運動』って耳にされますよね?
もちろんこのブログでも、「80歳過ぎても20本以上の歯を保ちましょう♪」ということですよ~と事あるごとに伝えてきました。
ご自身の歯が何本あるかは簡単に数えられますが、「みんなはどうなんだろ?」と疑問に思われることもあるかと思います。
先日、昨年の11月に実施された歯科疾患実態調査の結果が厚労省より公表されました。
8020の達成者(80歳以上で20本以上の歯を有する方)は、80-84歳で28.9%、85歳以上で17.0%という結果だったそうです。
平成17年の調査では、80-84歳で21.1%、85歳以上で8.3%
平成5年の調査では、80-84歳で11.7%、85歳以上で5.6%
ということなので、歯やお口の中について徐々にみなさんの意識も高くなっている表れかと思います。
今回の調査で80歳の平均の歯の数は13.9本ということです。
ちなみにその前の年代75-79歳の8020の達成者は、
今回の調査では47.6%、平成5年では10.0%という結果でした。
すごい違いですよね!
年配の方々が若々しくお元気なのも、歯があるからこそと思っています。
他にも興味深い結果があるので、またお伝えします~~
こんにちは(^人^)衛生士の小池です。。
先日のブログでもお話したように6月3日保健センターで
歯の健康フェスティバルがありお手伝いに行きました。
私は、『ファミリーブラッシング指導』というブースで一家族ずつの
ブラッシング指導をしました。
主に小学生のお子さん連れの家族が多く〝しっかり聞きなさいよ!〟と
お母さんに注意されながら指導を受けていた子もいました。
中には子供さんに6歳臼歯の磨き方を指導し始めると
〝えっ?この子6歳臼歯生えてるのぉ?〟と、驚いていた親御さんもみえました。
その後親御さんにもしっかり指導し、メモを取りながら
〝来て良かったわぁ~(=´∀`)人(´∀`=)〟と、喜んで頂けましたo(^▽^)o
1歳半の子を連れた若いお母さんは今まで歯磨きなどゆっくり聞く機会がなかったそうで、
時間をかけてたくさん質問できて満足されて帰りました。
年に1回の健康フェスティバルでのフッ素塗布や健診という方も
たくさんみえました。3・4ヶ月に1度のペースで検診やフッ素塗布をしていただけると
効果大です。
かよ歯科クリニックには3名の歯科衛生士がいます。
もし質問等ありましたらお気軽にお聞きください。
ご納得ご理解されるまでしっかりお答えします!
こんにちは!かよ歯科クリニック 衛生士の小池です。
先日6歳と3歳の姉妹が初めて歯科の受診をされました。
2人とも虫歯はなくきれいでしたが、3歳の妹さんを診ると
指しゃぶりをしている口元でした。
指しゃぶりをすると上顎前突(出っ歯)開咬(前歯がかみ合わない)が
主にみられます。歯並びへの影響だけでなく発音が悪くなったり
前歯で噛めない、口呼吸するといった口の機能に影響がでてきます。
指しゃぶりの主な原因は、
眠たい時におかあさんのおっぱいに代わるものとして自分の親指を吸う
寂しさや不安を落ち着かせるために吸う
と、いわれています。
3歳くらいまではあまり神経質になる必要はありませんが、
3歳過ぎてからは止めれるようにしていきたいものです。
しかし頭ごなしに叱るとストレスになり逆効果!
子供さんがなぜ指しゃぶりをするか考えて
その原因を改善してあげる必要があります。
・精神的不安はないか考える ・眠りながら吸っていたらやめさせる
・遊びで夢中にさせる ・絆創膏や指サックを指にはめる
・寝付くまで手をにぎってあげる
さらに女の子ではマニキュアを塗って綺麗にすることで喜んで
吸わなくなるなんて話も聞いたことがあります(=´∀`)人(´∀`=)
遅くとも前歯が永久歯に生え替わり始めるまでにはやめれるようにしましょう!
指しゃぶりでお悩みの親御さん、ご相談ください。