予防
こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
前回、我が子の上唇小帯の切除についてのお話の中で、息子が「麻酔が全然痛くなかった」と言ってたことを書きました。
やはり皆さんは「麻酔=すごく痛い」というイメージをお持ちではないでしょうか?
でもなぜ今回、うちの息子は麻酔が痛くなかったのでしょうか?
実は、かよ歯科クリニックではお子さんだけに関わらず、大人の方も麻酔をする際に表面麻酔をしています。
注射針を刺す箇所に表面麻酔をすると、針が入った時の痛みが軽減されます。
また注入する麻酔液も人肌に温めてあるため(カートリッジウォーマー)、体温に近い分痛みも少なくなります。
そして、極力ゆっくり注入していくので、あまり痛みを感じずに麻酔が終わります。
(希望されれば、電動注射器の利用も可能)
だから、「えっ?!麻酔したの?」と驚かれる患者さんが多いのです。
上記に挙げた以外で、あとはかよ先生のテクニックでしょうか?(*^_^*)
注意してるテクニックや秘訣はあるそうですが…秘密だそうです。
ご自分で虫歯があるとわかっていても、痛いのが苦手でなかなか歯科受診できない方、抜歯など手遅れになる前に、かよ歯科クリニックにご来院ください。
こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
先日、患者さんから「テレビのCMでやっているデンタルリンスってどうなの?あれだけできれいになるの?」とご質問がありました。
結論からいうと「それだけではきれいになりません」。
プラーク(歯垢)が付きにくくなったり、歯みがきの効果が持続することはありますが、プラークは歯ブラシでこすらないと取れません。
だから虫歯予防や歯周病予防には、歯みがきに勝るものはありません。
またデンタルリンスにはいろいろなタイプのものがあります。
大きく分けると以下になります↓
洗口液 … ブラッシング後に使用
液体歯みがき … 口に含んでゆすぎ、その後ブラッシングする
液状歯みがき … ジェル状なので、ペースト状と同じように歯ブラシにつけてブラッシングする
お使いのデンタルリンスがどのタイプか、商品の説明書きを確認して、正しくご使用ください。
こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
前回『8020運動』の話の中で、「お口の健康は全身の健康につながる」ことをお伝えしました。
今回は、口の病気や細菌が全身に及ぼすお話しです。
歯垢1mg中には、1億個以上もの微生物が潜んでいます。
歯磨きを怠ると細菌の数は増え、虫歯や歯周病などの口の病気だけでなく、細菌に汚染された唾液などを誤嚥(ごえん)(誤って気管や肺に入ること)で肺炎を引き起こします。
これを誤嚥性肺炎といい、死に至ることもあります。(高齢者に多いです。)
歯周病の方は、心臓病にかかるリスクが健康な人の2倍も高いといわれています。
他にも、糖尿病があると歯周病になりやすく、その逆に歯周病があると糖尿病が悪化しやすいことも最近わかってきました。
そして意外なのが、風邪やインフルエンザも口の中の細菌が関わっているのです。
口の中の細菌が出す酵素によって、のどの粘膜が荒れて、風邪やインフルエンザウィルスがのどの粘膜にくっつきやすく、体内に入り込んで発症してしまいます。
歯磨きがいかに大切か、そしてお口の健康が全身の健康につながることをご理解いただけましたでしょうか?