予防
ますます冷え込むようになりました。
私も自宅でホットカーペットやヒーターを出して冬支度をしました。
さて、かよ歯科クリニックでは…
あたたかいひざ掛けを用意しました。
診療室の各診察台前にあるお荷物を置くかごにあるので、ご利用いただければと思います。
これで冬支度は完了!ではありません。
かよ歯科クリニックでは、お口の中も冬支度されることをおススメしております。
それは、お口の中を徹底的にお掃除することです!
お口からウイルスなどを取り込んで感染することが多い時期なので、お口の中を清潔に保つこと=感染症や風邪の予防につながります。
また以前、歯科衛生士からも「口の中の細菌が出す酵素によって、のどの粘膜が荒れて、風邪やインフルエンザウィルスがのどの粘膜にくっつきやすく、体内に入り込んで発症してしまいます。」とお話しました。
お口の中をお掃除して風邪になる方を激減させた老人福祉施設のデータもあるそうです。
みなさんもお口の中の冬支度も忘れずに~♪
こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
先日、歯科衛生士会の活動で『はつらつ健康教室』のお手伝いをしてきました。
介護認定を受けていない65歳以上の方へ4月頃に蒲郡市よりアンケート用紙が配布され、その中で口の機能について3項目の質問がありました。(口の機能以外にも、別に運動機能の項目もありました。)
1. 半年前に比べて固いものが食べにくくなりましたか?
2. お茶や汁物等でむせることがありますか?
3. 口の渇きが気になりますか?
◆上記の内、2項目以上にあてはまる方を選定して『はつらつ健康教室』は開催されました。
以前ここのブログに述べたように、お口の健康は全身の健康につながるということで、参加者はいつまでもお元気でいられるよう「健口体操(けんこうたいそう)」などを週に1回3ヶ月にわたり、おしゃべりやゲームも取り入れて楽しく覚えていただき、ご自宅でも実践してもらえるよう指導します。
この教室には、地域包括支援センターのケアマネージャーさん2名、社会福祉士さん2名、看護師さん3名と他職種の協力があり成り立っています。
歯科衛生士のお手伝いは、参加者の口の中の機能を診ます。
1.歯や義歯(入れ歯)の汚れ 2.舌の汚れ 3.口の中の乾燥 4.表情の豊かさ
5.会話(発音) 他4項目の計9項目を診ていきます。
例えば… 歯や義歯の汚れ⇒歯みがき・義歯の清掃法の指導を。舌や頬の筋力が衰えても口の中は汚れやすいので、口の周りの筋力を鍛える体操を。
口の中の乾燥 ⇒毎日の水分量・薬の副作用が原因ではないか?唾液腺マッサージやよく咬むことを指導。
会話(発音) ⇒唇や舌の筋力は劣っていないか?あれば筋力強化の体操を。唾液が少ないのが原因か?唾液が潤うと発音がスムーズになるので、唾液腺マッサージを。
と、個々に症状や原因が違うこともあるので、その方に問題点を挙げて改善できるよう、それぞれにプランを立てていくお手伝いをしていきます。
以前はその後の体操も歯科衛生士がやっていましたが、市の財政上(~_~;)看護師さんにやっていただいています。
そして3か月後…どのように効果が表れたか、最初と同様にチェックしていきます。
最初の3項目の質問で2つ以上あてはまる方、ご相談いただければご指導いたします。
こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
みなさん『思春期性歯肉炎』という言葉を聞いたことがありますか?
意外かもしれませんが、10代の若者は歯肉炎になっている方が目立ちます。
思春期は、身体が大きく変化する時期です。
男の子は声変りをし、女の子は初潮を迎えます。
そんな時期に思春期性歯肉炎になりやすいと言われており、ホルモンの分泌のバランスが崩れることが、主な原因です。
(ちなみに、閉経を迎える更年期もホルモンバランスの影響で、歯周病が悪化しやすいともいえます。)
しかし思春期のこの時期は、親御さんも小さな子供相手のように「歯みがきした?」なんて、お子さんに声をかけることほとんどないでしょう。
また、外見は気にしても、お口の中まで気にしている子も少ないように思います。
そんな思春期性歯肉炎は、歯みがきで予防・改善できます。
歯科の定期検診受診率も小学生と比べ、中高生は減っています。
中高生諸君!歯みがきの時に血が出たりしてませんか?
一度自分のお口を鏡で見てください。
歯肉がブヨブヨしてたり、腫れたりしていないかな?
中高生のお子さんを持つ親御さん!歯肉炎や虫歯が悪化する前にお子さんに受診するようおススメください。
たまには大きくなったお子さんのお口の中を覗いて見てくださいね。
「うるさいなあ~」なんて言われても、お子さんの口内環境を支えてくださいね♪