ブログBlog

オーバーブラッシング

こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。 みなさん、「オーバーブラッシング」という言葉を知っていますか? オーバーブラッシングとは、お口の中を磨き過ぎて起きます。 強い力や大きなストロークで磨いてしまうと、歯ぐきに傷がついてしまいます。 こちらの写真のOさんは、いつも歯ブラシ・歯間ブラシ・ワンタフトブラシを使用し、きれいに磨かれています。 オーバーブラッシング この写真の部分(左上)が気になり、念入りにやりすぎてしまったようで傷になっていました。 上の写真の拡大 このように傷になっている時は、傷の状態にもよりますが、数日はその部分に歯ブラシをあてないようにするか、ワンタフトブラシで傷のある歯ぐきにあたらないようにして、歯だけを磨いてください。 私見ですと…真面目で一所懸命な方にオーバーブラッシングが多いように思われます。 歯みがき指導する際「あまり力を入れず(特に男性)、細かく動かしてください。」とお話しすることが多いのですが、多くの方がご自宅ではついつい力が入ってゴシゴシ磨き、結果、傷をつけてしまっているようです。歯ブラシの毛先が広がっていても傷をつけやすいので、早めに新しい歯ブラシに交換してください。 オーバーブラッシングが続くと、歯肉退縮(歯ぐきが下がった状態)が起きます。 (※歯肉退縮は主に歯周病の進行によってみられます。) 磨き過ぎて、歯ぐきが下がるのも悲しいですよね。 力加減、動かす大きさ、歯ブラシの広がり具合などを、今一度チェックしてみてください。
[`evernote` not found]