昨日は骨粗しょう症により歯を失う可能性が高くなることや、歯科治療全般の治りに時間がかかるなど、歯と骨の密接な関係をお話ししました。
骨粗しょう症は、全身の骨の骨量減少や骨質劣化なので、全身の健康に影響があります。
皆さんはご自身の骨の状態を調べたことがありますか?
X線や超音波で計測する方法がありますが、計測されたことのない方が多いのではないでしょうか。
最近になり、歯科治療の際に撮影されるパノラマX線写真により、骨粗しょう症の予備判定が可能なことが広島大学の田口先生らの調査により明らかになってきました。
虫歯や歯周病の治療のために撮影したレントゲン写真を使って、骨粗しょう症のリスクを簡単に知ることが可能になりました。
先日、歯科医師会でその勉強会があり参加してきました。
↑同じ60歳代の女性ですが、あごの骨の映り具合で厚みや質感の違いが一見してわかります。
かよ歯科クリニックは、骨粗しょう症対策医科歯科連携事業の協力歯科医院に認定されております。
症状を認める場合は、骨粗しょう症の治療を行える協力医療機関をご紹介します。