こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
みなさん『思春期性歯肉炎』という言葉を聞いたことがありますか?
意外かもしれませんが、10代の若者は歯肉炎になっている方が目立ちます。
思春期は、身体が大きく変化する時期です。
男の子は声変りをし、女の子は初潮を迎えます。
そんな時期に思春期性歯肉炎になりやすいと言われており、ホルモンの分泌のバランスが崩れることが、主な原因です。
(ちなみに、閉経を迎える更年期もホルモンバランスの影響で、歯周病が悪化しやすいともいえます。)
しかし思春期のこの時期は、親御さんも小さな子供相手のように「歯みがきした?」なんて、お子さんに声をかけることほとんどないでしょう。
また、外見は気にしても、お口の中まで気にしている子も少ないように思います。
そんな思春期性歯肉炎は、歯みがきで予防・改善できます。
歯科の定期検診受診率も小学生と比べ、中高生は減っています。
中高生諸君!歯みがきの時に血が出たりしてませんか?
一度自分のお口を鏡で見てください。
歯肉がブヨブヨしてたり、腫れたりしていないかな?
中高生のお子さんを持つ親御さん!歯肉炎や虫歯が悪化する前にお子さんに受診するようおススメください。
たまには大きくなったお子さんのお口の中を覗いて見てくださいね。
「うるさいなあ~」なんて言われても、お子さんの口内環境を支えてくださいね♪