こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
みなさん、鏡でお口の中をのぞく時、ほとんどの方は歯を見ることと思います。
しかし、今日は歯ではなく「舌」のお話です。
舌の表面がうっすら白くなっていませんか?
この白い付着物は「舌苔(ぜったい)」といわれる、その名の通り舌の苔(こけ)です。
舌苔は胃潰瘍などの消化器の病気や歯周病などがあると増えてきます。
舌苔が多く付着すると、口臭の原因や味覚障害を引き起こすこともあります。
舌苔が付着している方へは、舌を磨くことをおススメします。
市販されている舌磨き専用のブラシや、普段お使いの歯ブラシで磨いてみましょう。
ただし、歯ブラシの場合硬いものは避けて、毛がやわらかいものをご使用ください。
舌を前に出し、奥から手前へと引き出すように軽く動かします。
ただし強くこすりすぎると舌に傷がつくので、ご注意ください。
舌苔は朝起きた時に多く付着していますので、ご自分で鏡でチェックして舌苔があったら、朝1回の舌の清掃もしてみてくださいね。