上唇小帯 本日18日は木曜日ですが、かよ歯科クリニックは診療を行っております。 前歯の付け根(歯ぐき)から上唇の内側、中心にある筋が”上唇小帯”といいます。 この筋が強く張っていると、成長とともに上前歯の中心が開いていってしまうことがあります。 そうなると、場所が口の真ん中(前歯と前歯の間)のため、笑ったりおしゃべりしたりしてもよく目立ちます(いわゆる”前歯すきっ歯”な状態)。 また、上唇小帯が立派すぎて、歯みがきの際に邪魔になってうまく磨けず、前歯が虫歯になってしまうこともあります。 小学校入学前後あたりで一度チェックして、気になるようでしたら麻酔をして切開します。 麻酔後↓ メスを使って切開し縫合するのですが、今回はレーザーの利用を希望されたので、レーザーを使用しました。 (レーザーの適用は状態によります。) 歯の付け根から、しっかり張っている筋をレーザー照射で焼き切っていきます。 術後の痛みはほとんどありませんが、念のため痛み止めも処方します。 1週間後、痕はほとんど残らずきれいですね。↓ これから徐々に前歯の開きが閉じていくことになるはずです。 今回のお子さんは7歳になりますが、保護者の希望によっては怖がる意識のあまりない時期に早々にやってしまうこともあります。 気になったら、ご相談くださいね。 Tweet [`evernote` not found] Check